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沖縄ダイビングシーズナリティ
ザトウクジラの回遊
- 1月~4月上旬
- 子育てのために沖縄本島近海にやってくるザトウクジラ。彼らは水中で鳴き声を上げ、コミュニケーションを取ります。
その鳴き声はクジラの歌声と呼ばれ、度々耳にすることも。
慶良間諸島への道中でもクジラを見ることができますので、ホエールウォッチングを楽しむこともできます。
サンゴの産卵
- 5月~6月(ハードコーラル)7月~8月(ソフトコーラル)
- 満月の3日前から7日後にかけてが一番サンゴが産卵しやすいと言われています。夜の水中を舞うピンク色の卵ことバンドルはとても幻想的。
その美しさから夏の雪、サマースノーとも呼ばれています。
サンゴの産卵は種別によってシーズンが異なるため、見たいサンゴに合わせた日程調整を行いましょう。
ホームページにも予想日程をアップしますので、旅程を組む際はお見逃しなく。
ちなみに、サンゴの産卵シーズンにはクマノミのハッチアウトも行われています。
ナンヨウマンタの捕食とクリーニング
- 8月~11月
- サンゴの産卵にあわせて現れはじめるナンヨウマンタ。
大きく口を開け捕食を行う姿は見ごたえ十分です。
また、8月以降になると小魚に身体の汚れを食べてもらう「クリーニング」を行うためゆっくりとマンタを観察することができます。
なんだかんだで水中で見るマンタは説得力NO.1!
優雅に泳ぐ姿を狙ってみませんか?
コブシメの産卵
- 2月~5月
- コブシメの産卵はユビエダハマサンゴの隙間に1つずつ、丁寧に卵を産み落としていきます。オスは繁殖行動を終えると、捕食者をはじめとする外敵からメスを守るためにメスが産卵を終えるまでそばで見守り続けます。
外敵が現れた時には威嚇色を示し、一匹のメスを争ってオス同士が争うことも。
そんなコブシメの恋愛模様をダイビングで堪能してみませんか?運が良ければハッチアウトも見られるかもしれません。
迫力満点!カマストガリザメのアタック
- 7月~10月
- カマストガリザメは通年目撃されていますが、特に7月から9月にかけて活性が上がり、観察しやすくなります。
シイラの最盛期に合わせてやってきている節もあるため、9月後半から10月にかけても見ごろです。このカマストガリザメは釣り上げた魚を横取りすることもあるので、釣り人への期待も高まります(笑)。
高確率で遭遇するため、チャーターベースで終日サメ狙いなんてことも可能。
体格も大きいので『これがサメだ!』って思えるサメを見たい方にはおすすめです。
ハンマーヘッドシャークの回遊
- 3月~4月
- カマストガリザメとは異なり、頭がトンカチのようになっているのがハンマーヘッドシャーク。凪の日しか狙えず、普段は見ることが難しいサメでもあります。
ただ、ハンマーヘッドシャークの居るポイントにはカマストガリザメや大型回遊魚も多く生息し、まさにギャンブルダイブの名にふさわしい、ハイリスクハイリターンの上級者向けのダイビングになること間違いありません。
慶良間でも稀に見かけるため、シーズン以外で見れたらラッキー。
ギンガメアジの群れ
- 3月~4月
- 粟国島のダイビングスポットで人気なのが、このギンガメアジ。特に求愛行動時期には多くの魚にあふれています。
このギンガメアジをはじめとする小魚は、捕食者が現れると数千匹の魚が密集し、ひとかたまりとなるギンガメアジの群れ(アジ玉)になることで対象を威嚇します。しかし、捕食者はこれを意図もせずに崩して食べてしまうのです。
ベイトボールの周辺にはおこぼれを狙う魚も沢山いるため、写真に収めたくなる光景でもあります。
シーズン後半にはペアリングの済んだギンガメアジも多くなるため見る機会も少なくなるのが難点であり、シーズン中は予約の混雑が予想されます。早めに旅程を組んでおくことをお勧めします。
イソマグロの回遊トルネード
- 5月~6月、12月~3月
- 栗国島や渡名喜島のダイビングで見ることができます。
数は多い時で500匹ほど。
大きな身体で回遊を行うさまは迫力満点です。
加えてイソマグロがギンガメアジ玉の周囲を泳ぐこともあり、時に2層洗濯機を思わせるようなダブルトルネードなんて光景も...!
こんな光景を見ることが出来るのはここだけでしょう。
それもあってシーズン前は毎日のように予約者の申し込みが殺到しています。
遠征日程をチェックし、予約はお早めにお願いします。
海の宝石『ウミウシ』の観察
- 11月~5月
- ウミウシは通年見ることができる海棲生物。
沖縄は水温が上がり始める3月以降になると、色鮮やかなウミウシが多く姿を見せ始めます。その姿はまさに『海の宝石』。
フォトダイバーの方には人気の高い生き物です。
沖縄地方だけでも650種類以上のウミウシが生息しています。
動きもゆっくりで色彩も豊かなので、初心者や泳ぎ回りたくない人などにはおすすめの被写体です。
色鮮やかな幼魚たち
- 4月~6月
- シーズンになるとハナダイやハナゴイといった色鮮やかな魚たちの生命の育みを観察できます。成魚とはまた違った色と姿、そのため幼魚観察は、フォト派ダイバーに特に人気があります。
特にミナミハコフグやイロブダイは成魚とは似ても似つかない姿に驚かれる方も多いです。
そんな幼魚達が根を覆って暮らす様をぜひご覧ください。
このころにクマノミ等のハッチアウトを見ることができるかもしれません。
ナカモトイロワケハゼ
- 6月~10月
- 沖縄の海には『ナカモトイロワケハゼ』と呼ばれる美しいハゼが居ます。全身は黄色く、背中は白い。
そして2cm程度の体長はかわいいと評判です。
シーズン期にはハゼの活性が上がるため、ディスプレイにはおすすめ。
水深も浅いため、1ダイブまるまるナカモトイロワケハゼの撮影ができる場所も。
リクエスト次第でお客様の望むスポットに向かいます。
ナンヨウカイワリの求愛行動
- 6月の新月前
- 非常に期間が短いですが、この時期は回遊魚の求愛行動が盛んになります。この時期に数百尾もの魚が回遊し、付近には捕食者も現れてすさまじい光景を目にします。小型魚であるキビナゴも大量発生しやすいため、眼前が魚で埋まってしまうなんてことも...。
この時期にダイビングを予定されている方は、ご確認の上ご予約されることをおすすめします。